アンケートメーカー

アンケート再入門 
「実践編・第2回 あなたの投票行動調査 結果発表・2」

前回は「第2回 あなたの投票行動調査」の結果発表の前半をお伝えしましたが、今回はその後半です。

「あなたは、次の衆議院議員選挙に投票に行きますか? 」という質問に対して

「かならず行く」(65.9%)、「出来るだけ行く」(25.0%)で、この2つを合わせると、9割以上人が積極的に投票に行くようです。皆さんさすがです。

続けて、「あなたが投票したいと思う政党は?(選挙区に候補者がいるかどうかは別にして)(ひとつだけ) 」については、以下の結果となりました。

支持政党なし ■■■■■■■■■(38.6%)
わからない  ■■■■(22.7%)
自民党    ■■■(15.9%)
民主党    ■■(9.1%)
日本維新の会 ■(4.5%)
公明党    ■(2.3%)
社民党    ■(2.3%)
みんなの党  ■(2.3%)
その他    ■(2.3%)

具体的な政党を選択した人は 38.7%、その中では自民党、民主党、日本維新の会の順に支持が多く、公明党、社民党、みんなの党が続きます。

これを見る限りですは自民党優勢と思われますが、その一方で、「支持政党なし」「わからない」と回答した人が全体の61.3%を占めています。この6割の方々が今後どのような投票行動をとるかで情勢はどうなるか分かりません。

実際に、選挙が近づいたら、再度調査してみたいものです。

ところで、このような結果をお読みいただきながら、わずかな44票で選挙予測をしてどうなる、酒場の談義以上のものではないという御仁もいらっしゃることでしょう。

それでは、メジャーどころの讀賣新聞社と朝日新聞社の最近の調査結果を見てみましょう。いずれも次期衆院選比例区での投票先をたずねた結果です。

<讀賣新聞社(10月1日、2日実施)>
自民党 36%、民主党 18%、日本維新の会 13%

<朝日新聞社(10月20日、21日実施)>
自民党 36%、民主党 13%、日本維新の会 2%

なるほどね~。自民党の割合が、皆さんからいただいた結果と比べると、大分多いようです。マスコミが全国調査なのに対して、私たちの調査が、今のところ東京、神奈川、埼玉、千葉で9割以上を占めており、年齢層が40、50代で8割近く、しかも、職業も中小企業の経営者や士業の方が多いことも影響しているかもしれません。

それでは、最後に衆院選に行く理由(自由回答)の中から、主な意見をいくつかご紹介して、今回の調査結果のご報告とさせていただきます。

<投票する権利を重視し大切したいという意見>
・行かないで政治を語るのは“なし”だと思うので
・選挙に参加することでしか国政に参加できないため。
・国民としての義務。投票しないで、苦情をいっても始まらない。
・国民の意志を表現できるのは、選挙しかないから。
・投票の権利を放棄する人は、政治について意見を言う資格がない
・外野で吠えずに、参加した上で吠える。
・投票しないのに批評だけしているという人や状況は好きではないから。

<選挙に託す希望・要望・意見>
・日本(の国力)を復興させたいので。
・住みやすくいい国にしたいから。
・現状の不合理・不満を解決してくれる人・組織を作るため。
・子供に負の遺産を残したくないので。
・民主党には絶対政権は取らせないために選挙に行く。
・政治に無関心ではいられないので。

<行かない理由>
・支持したい候補者がいないから。
・やり逃げ世代の老人票が多く彼等を優遇する政策ばかり。そもそも政治屋など嘘つきばかり。

以上は、ごく一部です。ご協力いただいた皆さまの、行く/行かないの両方で、アンケートを通して、何かひと言いいたいという気持ちがひしひしと感じられました。皆さま、ありがとうございました!

次回のお題目は以下の通りです。

「第3回お題目『震災から1年半 あなたの変化を教えてください』」
http://enqmaker.jp/member/?id=67968568
(受付期間:本日より、2012年11月4日(日)23:59まで)
(※個人情報の入力項目はありません。)

しつこいようですが、この連載、皆さまのアンケートが全てです。ご協力のほど、よろしくお願い致します。目指せ350票!

(by インディーロム 渡邉修也)

ページトップへ