アンケート再入門
「実践編・第2回 あなたの投票行動調査 結果発表・1」
前回、実践編の第1回アンケート「SNSの利用動向調査」は、8票でした。
さて第2回目の「ずばりあなたの投票行動教えてください」調査は、果たして何票集まったでしょうか?
じゃーん、おおっ44票です!ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます!
このメルマガは約350名の皆さまへ配信しておりますから、回収率は約12.6%。想像するに、通常メルマガが届いても、忙しかったり、件名だけ見て本文まで読んでいただけていないことも多いと思いますので、仮に半分の125名の方々にアンケートをやっているという情報がリーチし(伝わり)、その中の約25%、つまり4分の1の方が回答していただいたとすると、相当高いコンバージョン率(回収率)となります。(※リーチとか、コンバージョンとか、横文字使ってみましたが、一応、ウェブ制作会社やってますんで~。)
皆さま、重ねて御礼申し上げます。
さて、それでは結果を見てみましょう。今回ご協力いただいた方々の属性は下記の通りです。
男 性 別:男性 68.2% 女性 31.8%
年 代 別:20代 2.3% 30代 13.6% 40代 52.3% 50代 25.0% 60代 4.5% 70代 2.3%
職 業 別:会社員 47.7% 会社経営者 31.8% 個人事業主 13.6% 士業 4.5% その他 2.3%
支持政党:支持政党なし 65.9% 自民党 13.6% 民主党 4.5% 公明党 2.3% 社民党 2.3% みんなの党 2.3% その他 2.3% わからない 6.8% (共産党、国民新党、たちあがれ日本、国民の生活が第一、新党きづな、新党大地・真民主、日本維新の会は、いずれも「─%」)
従来の投票:ほぼ毎回投票 84.1% 気になる時だけ投票 6.8%、あまり投票したことがない 4.5% 1度も投票したことがない 4.5%
おお、皆さんきちんと投票に行ってらっしゃいますね。さすがです。
職業の比率については、このメルマガは、主にが商工会議所とか各種ビジネス交流会などで知り合いになった方々にお送りしておりますので、ビジネス寄り、それも中小企業の経営者や個人事業主、士業の皆さまが多いのはそういう理由です。
でも、でもですよ。経団連とか経済同友会の偉い方の意見や、新聞社の電話アンケートよりも、もしかしたら、こんな属性配分の方が、このメルマガを読んでいただいている皆さんの実感を反映したものになるかもしれません。
この企画は、そうした願いを込めてやっております。
まずは「次の衆議院議員選挙には、興味・関心がありますか?」という質問。
非常にある ■■■■■■■■(34.1%)
それなりにある ■■■■■■■■■■■(54.5%)
あまりない ■■(11.4%)
まったくない (─%)
よくわからない (─%)
選挙に興味・関心がある方は、「非常にある」と「それなりにある」を合わせると実に88.6%。まあ、属性のところで「ほぼ毎回投票」されている方か84.1%いらっしゃいますので、元々選挙に対する意識は高い皆さんではありますが、それにしても高い数字だと思います。
次に「選挙の争点として期待するテーマは?」(複数回答)という質問です。
原発・エネルギー政策 ■■■■■■■■■■■■■■(68.2%)
外交・安全保障政策 ■■■■■■■■■■■■■■(68.2%)
景気・雇用対策 ■■■■■■■■■■■■■(63.6%)
震災復興政策 ■■■■■■■■■■■(54.5%)
消費税 ■■■■■■■■■(45.5%)
年金 ■■■■■■■■■(45.5%)
TPP ■■■■■■■■(40.9%)
がれき処理問題 ■■■■■(22.7%)
オスプレイ配備 ■■■(13.6%)
食の安全 ■■■(13.6%)
生活保護 ■■(9.1%)
ACTA ■(6.8%)
その他 ■■■(13.6%)
「原発・エネルギー政策」と「外交・安全保障政策」に、これほどまでに関心が集まることはなかなかありません。特に、外交・安全保障政策については、昨今の尖閣諸島や竹島とそれに付随する中国国内のデモや破壊行為に影響されたものと思います。
自民党に追い風吹いているかもです~。(でも、原発作ったのも、自民党だけどね。)
で、続けて「1番目関心があり、選挙の争点にしてほしいテーマは」というシングルアンサーの質問をぶつけてみたたところ、1位になったのは「景気・雇用対策」で43.2%でした。2番目は「原発・エネルギー政策」と「外交・安全保障政策」で、ともに15.9%。以下「消費税」(11.4%)、「震災復興政策」(4.5%)と続きます。
いや~あ、やはり皆さん、ビジネスパーソンであり、経営者の視点を持っておられる方も多わけで、何か1つというと「景気・雇用対策」を選ばれるわけですねぇ。さすがというか、それだけ、経済情勢、景気動向が厳しいということです。
次回も、この続きをご報告します。第3回目のアンケートのお題目はまたその時に。
それでは、最後にもう一度。ご協力いただいた皆さまありがとうございました!
(by インディーロム 渡邉修也)