アンケート再入門
「第1回 やってみよう!オンライン・アンケート」
アンケート調査というと、調査・マーケティング部門以外の方々にとっては「直接、自分とは関係ないもの」という認識があるかもしれません。
かつて、私が調査会社に勤めていた90年代前半当時は、実際にはそう思われていました。その当時は、ちょっとした調査をするだけでも、何十万、何百万も予算がかかっていたので、ま、当然といえば当然です。
でも、現在は、インターネット上に格安なアンケートサービスが沢山あります。
私の会社でも、“アンケートメーカー”というサービスを提供しておりますが、弊社のサービスを含め、ネット上には、無料から、数千円、数万円のものまで、機能や特長など、それぞれ違いはありますが、以前と比べたら、格段に安く、調査を実施できる環境になっていることは、ご理解いただけるでしょう。
アンケートが安くできるようになったことで、調査の段取りも変わりました。かつては、アンケート調査をしようとすると、その予算取りから、スタートする必要がありましたが、現在は、無料や数千円のサービスを利用するのであれば、社内の稟議を通すことなく、実施できるようになったからです。
つまり、それだけアンケート調査が、身近に、気軽にできるようになったわけで、これは使わない手はありません。
実際に、弊社の“アンケートメーカー”のお客様を見ても、多様な使われ方をしており、利用していただいている部署も、マーケティング部門だけとは限りません。
なかには、結婚式の幹事さんが、お二人の幼少時代、学生時代のエピソードなどを収集するために使われたりと、個人での利用もあるのです。
<“アンケートメーカー”申込者の部門別内訳>
1位 販促・マーケティング 29%
2位 総務・人事 24%
3位 出版関連 14%
4位 財団法人・社団法人 10%
5位 NPO・NGO法人 8%
6位 営業企画 6%
7位 個人 5%
8位 その他 4%
<“アンケートメーカー”ご案内サイト>
http://enqmaker.jp/
次回は、オンライン・アンケートと、従来の各種アンケート方法の違いやそれぞれの特性などについて考えてみたいと思います。
(by インディーロム 渡邉修也)