マーケティング再入門 
「パブリック・リレーションズ・その3」

今回は、パブリック・リレーションズの多様な機能の中で、マーケティング活動を側面支援するマーケティング・パブリック・リレーションズ(MPR)について復習していきたいと思います。

マーケティング・パブリック・リレーションズ(MPR)の中で、もっとも分かりやすくイメージがつきやすいものとして「パブリシティ」があげられます。

パブリシティとは、製品、サービス、技術、企業活動について、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの媒体で、ニュースや記事として取り上げられることです。

パブリシティは、無償(無料)であり、媒体の枠を購入し出稿する広告とはまったく異なります。

記事やニュースとして伝えられるので、広告と比較し、客観的で信頼性のある情報として視聴者に受け取られることが多く、好意的に紹介された場合は、広告と比較して何倍、何十倍もの効果になることもあります。

そうしたことから、企業のMPR部門はプレスリリースなどによって情報を発信し、メディアに話題を盛んに提供しているわけです。

プレスリリースは、小さな会社にとっては少々縁遠いものでしたが、近年は、複数媒体に対して一斉にプレスリリースを配信してくれるサービスがインターネット上に何社もあり、料金プランも機能に応じて無料版から段階的に選べるようになっています。一度使ってみる価値はあると思います。

マーケティング・パブリック・リレーションズ(MPR)の目的には、製品・サービス、企業名などの「認知度アップ」、客観的な記事という形態を通じた「信頼性の醸成」、そして「セールスの後方支援」という役割があります。

以前と比べ、マスメディアの視聴率・購読率や影響力が低下している現在は、インターネット経由でのパブリシティも盛んに行われています。

ブロガー、ユーチューバー、インスタグラマーと呼ばれる人たちによる製品・サービス・お店の評価が話題になったり、実際に売り上げに影響することも多くなっています。

ちなみに、パブリシティは無料で記事にしてもらうことですが、お金を払って、記事風の広告を作ってもらうのは、有料パブリシティ(Paid Publicity)と言い、略してペイドパブなどと呼ばれています。

雑誌などをペラペラめくっていると、たまに記事見出しの脇に小さく[広告]という文字が付いているのを見かけますが、これが有料パブリシティで、いわゆるパブ記事などと呼ばれるものです。

お金を払っているので、広告は広告なのですが、実際に取材し、記者(ライター)の視点なども交えて、記事形式で書かれたものなので、ストレートに製品を宣伝する広告と比べ、間接な表現となり、安心感、信頼性を醸成にするのに適しているという理由で、よく使われる“広告”手法です。

(by インディーロム 渡邉修也)

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