統計・世論調査を読む 
「消費支出」って?

消費税アップ後の消費動向が注目されています。今回は、ニュースに登場する「消費支出」についておさらいしてみたいと思います。

「消費支出」は、総務省統計局の「家計調査」から算出されるものです。「家計調査」は、全国約9千の“二人以上の世帯”を対象として毎月実施されています。

統計局のホームページに行くと、各月の「家計調査」のデータが閲覧・ダウンロードできるようになっています。月別、品目別、世帯主の年齢別、年収別、住居所有別などのデータがあり、マーケティング活動におけるもっとも基礎的なデータの一つと言ってよいでしょう。

過去10年間の消費支出(二人以上の世帯)の推移を見てみましょう。

消費支出(年間) 対前年比
2004年 3,649,938円    100.8%
2005年 3,606,378円    98.8%
2006年 3,539,319円    98.1%
2007年 3,573,384円    101.0%
2008年 3,563,187円    99.7%
2009年 3,500,847円    98.3%
2010年 3,482,929円    99.5%
2011年 3,396,867円    97.5%
2012年 3,434,027円    101.1%
2013年 3,485,456円    101.5%

リーマン・ショックが起こった2008年以降、東日本大震災があった2011年までは、消費支出は4年連続で前年を下回りまわってきましたが、2012年からようやく前年比でプラスに転じました。

2013年は、アベノミックスで株価が上昇し、宝飾品や高級外車などの売れ行きが好調となり、消費税アップ前の駆け込み需要で住宅やマイカーの購入、冷蔵庫・洗濯機などの大型白物家電が多く動きましたが、さて、消費税アップ後はどうなるでしょうか。皆さんも是非「家計調査」の各月のデータを注目してみていただきたいと思います。

(by インディーロム 渡邉修也)