統計・世論調査を読む 
統計は小ネタの宝庫

この連載、最近は総理府統計局のデータを基にした話題が多く、統計局依存症が大分進行しているわけですが、またもや統計局からのネタです。

「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm

このデータは、食品や雑貨の各世帯(二人以上の世帯)の品目別の年間平均支出額と消費量を地方都市別に集計したデータです。

例えば、「牡蠣」の消費額が最も高いのは、想像通り広島市で、2位の岡山市の約2.8倍の4,269円。
「しじみ」は、やはり松江市が第1位。「かまぼこ」は仙台市、長崎市、富山市の順。「もも」は福島市、甲府市。「うどん(外食)」は高松市。「干ししいたけ」は大分市。「カステラ」は長崎市がダントツ。「喫茶代」は名古屋市といった具合です。

各地の名産品と呼ばれるものは、やはりご当地での消費量・消費額も多いようです。地元の方々が自ら消費する分もありますが、地元から離れて住む家族や親戚へ送ったり、手土産で持参することも多いのだと思います。

データを見ていくと、3分の2程度の品目については、なぜその地方都市が上位なのか大体察しがつくのですが、中には、私の勉強不足で理由がよく分からない品目もありました。

例えば「メロン」。私の先入観では、きっと静岡県や愛知県あたりが生産量が多いのだろうと思っていたのですが、なんと水戸市がトップ。実際にメロン生産量を調べてみると、確かに茨城県が全国第一位でありました。先入観や思い込みはいけませんね。

ほかにも、「カツレツ」の福井市、「あさり」の甲府市など、謎は多いのですが、きっと地元の方からすると「うふふ、それはね~」という確固とした理由があるのでしょう。

この統計データ、メルマガ、ブログ、Facebookなどに使えそうな小ネタの宝庫と思われますので、是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

(by インディーロム 渡邉修也)